【送検事例】沈殿池に手すりを設けず
2018.06.25
【安全スタッフ】
山口・宇部労働基準監督署は、沈殿池に危険を防止する手すりなどを設けなかったとして市水道局浄水場長を安衛法違反の疑いで山口地検宇部支部に書類送検した。同浄水場で働いていた定年再任用の労働者が、浄水場の沈殿池の点検巡視作業を行っていたところ、柵や手すりのない部分から転落して死亡した。沈殿池の周囲には、以前から、柵などが設けられていない部分があったという。(H30・5・8)
事件の概要
事故は昨年12月30日、浄水場施設で起きた。同浄水場で働く定年再任用の労働者が、沈殿池の点検巡視作業を行っていたところ、柵や手すりのない部分から転落して死亡した。…
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平成30年7月1日第2309号 掲載