【2020年4月1日施行 民法改正と人事労務】最終回 総まとめ 影響多大な時効延長 身元保証は限度額必要に/片山 雅也
2018.06.21
【労働新聞】
連載最後となる今回は、これまで解説してきた中で、人事労務分野において重要な改正項目を取り上げる。とくに重要なものは、消滅時効、身元保証および定型約款に関する改正であろう。そこで、これらの改正についてそのポイントを振り返って解説する。
保存期間も伸びる
改正前の民法では、債権は原則として10年の消滅時効とされていた。ただし、すべての債権が10年の消滅時効というわけではなく、仕事の内容に応じて、その期間が1年から3年まで短く設定されているものもあった。…
筆者:弁護士法人ALG&Associates 代表執行役員 弁護士 片山 雅也
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平成30年6月25日第3166号6面 掲載