【短期集中連載 ―新時代を迎えて―今後の「安全衛生管理方針」を考える】第2回 法令の目的を探る/多田 敏基
2018.07.09
【安全スタッフ】
安全衛生の分野が大きな変革の時代にあるなか、中災防東京安全衛生教育センター非常勤講師の多田敏基さんは、現場の管理・監督者の立場に立った総合的な安全衛生管理方針の作成が欠かせないと指摘する。今号では今後、重要な安全衛生の柱になる「OSHMS、RA」「ストレスチェック制度および4つのラインケア」「働き方改革」の3つの目的を改めて考える。例えばOSHMSの狙いのひとつは、社内規定などの文書化を図ることで、事業所における問題解決の「継続・維持体制」の整備を目指すことにあると示した。
2.法改正の狙いを改めて考える
この約10年間の数多い法令などの改正のなか、今後の安全衛生の重要な柱となる「OSHMSとRA」「ストレスチェック制度および4つのラインケア」「働き方改革」の3つの法令などの狙い、目的などを改めて考えてみる。…
執筆:中央労働災害防止協会
東京安全衛生教育センター 非常勤講師 多田 敏基
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平成30年7月15日第2310号 掲載