【有効活用 ストレスチェック~集団分析と職場環境改善~】第3回 全体へのセルフケア教育 eラーニングを推奨 うつ病発症率5分の1に/北嶋 聡史
2018.07.12
【労働新聞】
底上げねらい実施
今回はストレスチェック実施後のセルフケアの全体教育について説明する。改めてストレスチェックの流れを確認しよう(図)。ストレスチェック後の実施者の対応には、個人へのアプローチと事業者や部門長へのアプローチがある。
個人へのアプローチはさらに2種類ある。1つ目は高ストレス者へのアプローチ。実施者は各高ストレス者に、医師との面接を勧める。これは本人が受けたくなければ受けなくても良い。そのためか実際に面接を受けた人は全体の0.6%にとどまる。人事労務部門や健康管理部門の担当者としては、それで本当に大丈夫なのかと一度は気になるところだろう。…
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平成30年7月16日第3169号13面 掲載