【建設業の労働災害事例】第251回 ブレーカで埋設ガス管を破損し、漏洩したガスに引火
2018.08.09
【安全スタッフ】
災害の発生状況
1.工事は、工場構内の基礎コンクリート(厚さ40cm、縦7.2m×横16.2m、約116.6㎡) の解体・搬出作業で、災害発生時は、ブレーカで基礎コンクリートの破砕作業を行っていた。
2.午前11時20分頃、ブレーカのオペレーターは、コンクリート基礎部分の角をめくり上げようとブレーカの先を地中に刺した際、地中33cmに埋設されていた直径10cmのポリエチレン製LPガス管を破損し、LPガスが地上に漏洩した。
3.1次下請現場責任者は、直ちにガス会社、食品工場に電話連絡を行い、午前11時30分頃、ガス会社の3名と食品工場の3名が現場に到着し、火気厳禁の指示をした後、元栓のバルブを閉めた。…
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平成30年8月15日第2312号 掲載