【短期集中連載 ―新時代を迎えて―今後の「安全衛生管理方針」を考える】第4回 顕在化する事象を特定/多田 敏基

2018.08.09 【安全スタッフ】
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 企業における安全健康問題の多様化が進むなかで、総合的な全社方針の策定が必要な時代になったと中災防東京安全衛生教育センターの多田敏基さんは指摘している。今号では今後、いかなる現場管理が求められるのか「目的―目標―手段」の視点で改めて考えてみる。とくに「目標」については、リスクアセスメント、ストレスチェック制度の手段で顕在化する事象、問題を特定することが重要とした。そのうえで、「現状レベル」と「1年後の到達目標レベル」の2点について検討が必要になるとしている。

4.今後の現場管理の「あるべき姿」

 前回でも述べたように、3つの法令改正は、いずれも事業者に職場改善を求めている。職場改善を直接担うのは、現場の管理・監督者であり、今後、いかなる現場管理が求められているのか、その「あるべき姿」について、「目的―目標―手段」の視点より改めて考え、今後の総合的な全社方針の策定について考えてみる。…

執筆:中央労働災害防止協会
東京安全衛生教育センター 非常勤講師 多田 敏基

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平成30年8月15日第2312号 掲載
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