【イラストで学ぶリスクアセスメント】第175回 タコ足配線による災害
2018.08.09
【安全スタッフ】
近代社会で電気は、事業場・公共・生活の場など、あらゆる場所で利用されている「必要不可欠なエネルギー〔*1〕」です。8月は高温多湿のため「感電や電気事故」が多く、8月1~31日は、「電気使用安全月間(経済産業省)」なので、今回は「電気火災」をテーマにします。
身近な家庭電気製品の火災発生状況をみると、「電気ストーブ」「コード」「コンセント」「差込みプラグ」などが発火源です。暖房器具は冬季限定ですが、「コード・コンセント・差込みプラグ」は全シーズンで、「タコ足配線・トラッキング現象」(イラストA)が起因して発熱し、火災が発生しています〔*1〕。この機会に、人がいない場所でも発生する「電気火災の怖さ」を知り、具体的な対策を講じましょう。…
執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中災防安全衛生エキスパート 中野 洋一
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平成30年8月15日第2312号 掲載