【拡大するフリーランス市場】第7回 依頼時の留意点 業務の所要時間も明示 時間・場所的拘束はNG/湯田 健一郎
2018.08.09
【労働新聞】
フリーランス活用の成功の鍵は業務依頼にあるといえる。今回はフリーランスへ業務依頼する際に発注者が留意すべき事項について解説する。
6点明確にしトラブル防止を
平成30年2月に厚生労働省より「自営型テレワークの適正な実施のためのガイドライン」が公表された。フリーランスなどの活躍の裾野が広がるなか、契約に係る紛争を未然に防止し、フリーランスを良好な就業形態とするため、契約条件の文書明示や契約条件の適正化について定めたものだ。ガイドラインには、契約の当事者となる発注者、受注者だけでなく、仲介事業者が留意すべき事項も記載されている。
このガイドラインでは、トラブルを防止するため、業務の募集段階で以下の6点を明示するよう求めている。
① 注文する仕事の内容
② 成果物の納期予定日(役務提供予定日)…
筆者:クラウドソーシング協会 事務局長 湯田 健一郎
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平成30年8月20日第3173号11面 掲載