【送検事例】送電線の接触防止措置怠る
2018.08.09
【安全スタッフ】
栃木・大田原労働基準監督署は、感電災害防止措置を怠ったとして、住宅リフォーム工事会社と元本社部長らを安衛法違反容疑で宇都宮地検大田原支部に書類送検した。太陽光パネル施工工事のため、労働者が全長約6mのポールの先端にカメラを装着して、アパート屋根上を撮影する作業を行っていたが、ポールが送電線に接触。労働者は感電し、左足膝下以下を切断する重傷を負った。(H30・7・4)
事件の概要
事故は昨年12月29日、栃木県矢板市内の空き地で発生。住宅リフォーム会社の労働者が太陽光パネル施工工事の調査のため、全長6mのカーボン製ポールの先端にカメラを装着して、パネルを設置するアパート屋根上を撮影する作業を行っていた。このポールが…
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平成30年8月15日第2312号 掲載