【トップ&キーマンいんたびゅう】鳶・土工職のキャリアアップと処遇改善へ

2018.09.10 【安全スタッフ】
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 日本建設躯体工事業団体連合会(略称・日本躯体)の大木会長には、現場をマネジメントできる鳶・土工の育成と処遇改善が大きなテーマとしてある。さらには労働災害防止と効率的な施工の面から、安全経費の別枠支給実現も強く主張していきたいという。

一般社団法人日本建設躯体工事業団体連合会 会長 大木 勇雄 さん(㈱大木組 会長)

 ――日本躯体が行っている事業内容を拝見しますと、躯体工事の技術・機器や会社経営に関する調査研究・指導、技能者育成、労働災害防止活動、工事従事者に対する福利厚生の推進など多岐にわたっています。大木会長には、そのなかの鳶・土工基幹技能者の育成、現場での安全管理、建設技能者の労働環境整備や処遇改善へ向けてのお考えを伺いたいと思います。

 大木 建設現場では多くの職方が作業をしていますが、そのなかで鳶・土工は現場全体の施工や活動に関わる役割を果たしています。まず鉄骨建方、足場や通路の構築・設置など工事に欠かせない段取り作業が多くあり、工程を円滑に消化するうえでの各業者の連絡・調整も重視されています。…

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平成30年9月15日第2314号 掲載
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