【事故防止 人の問題を考える】第48回 休業4日未満の災害から学ぶ① ~災害データを分析する~

2018.09.10 【安全スタッフ】
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軽微な災害を重視し再発防止策講じる

休業4日未満災害の特徴は…?

 軽微な労働災害からでも多くのことを学ぶことができます。ハインリッヒの法則にならえば、1件の重篤な災害の発生の裏には、29件の軽微な災害、さらに300件のヒヤリハットが存在しています。軽微な災害を重視し、それが発生したときに再発防止策を講じれば、重篤な災害の防止につながります。

 労働安全衛生法に基づき、死亡災害を含む休業4日以上死傷災害(以下、休業4日以上災害という)を発生させた事業者には労働者死傷病報告の提出が義務づけられています。その報告に基づき、労働災害データ分析が行われ、休業4日以上災害の特徴などが、さまざまな場面で世に発表されています。一方、休業4日未満の労働災害(以下、休業4日未満災害という)は、労働基準監督署への労働者死傷病報告の提出が義務づけられておらず、あくまでも任意の提出のため全数は集まっておらず、本格的なデータ分析は行われていないのが現状です。…

執筆:労働安全衛生総合研究所 建設安全研究グループ 部長 高木 元也

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平成30年9月15日第2314号 掲載
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