【送検事例】窓の清掃で墜落防止措置怠る
2018.09.10
【安全スタッフ】
岐阜労働基準監督署は、墜落防止措置を講じなかったとして建物清掃会社と同社業務部課長を安衛法違反の疑いで岐阜地検に書類送検した。労働者が岐阜市内の施設で、高さ2.89mの庇の上に乗り、窓の清掃をしていたところ、誤って転落し頭部に重傷を負った。業務部課長は、防網を張り、安全帯を使用させるなどの墜落防止措置を怠っていた。(H30・7・20)
事件の概要
事故は昨年12月17日に、岐阜市内の施設の清掃現場で起きた。被災労働者は高さ2.89mの庇の上で、窓の清掃をしていたところ、誤って転落した。労働者は頭部に重傷を負い、現在もリハビリ・休業中だという。…
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平成30年9月15日第2314号 掲載