【イラストで学ぶリスクアセスメント】第178回 クレーンのジブ解体中の災害
2018.09.25
【安全スタッフ】
今回は、移動式クレーンのクローラクレーンの「ジブ解体時の挟圧(激突され)災害」をテーマにします。
〔記〕カニクレーンと呼ばれる最大つり上げ荷重3t未満の「アウトリガー付きクローラクレーン」は、安定性を増すため4脚のアウトリガーを放射状に張り出す。機体幅130cm以下なので狭い通路でも進入可能。
《クローラクレーンとラフターの違い》〔図〕
クローラクレーンは、走行用の履帯(クローラ)を装備し「台車上にクレーン装置を搭載」したもので、履帯式なので走行は不整地や軟弱な場所に移動できる特徴がある。近年「動力伝達方式はほとんど全油圧式」となり、クレーン性能と操作性を向上させている。…
執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中災防安全衛生エキスパート 中野 洋一
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平成30年10月1日第2315号 掲載