【建設業の労働災害事例】第253回 建屋内部で発電機を使用中、一酸化炭素中毒になる
2018.09.25
【安全スタッフ】
災害の発生状況
1. 自社の倉庫兼事務所(木造平屋)の新築工事において、躯体はほぼ完成し、発生時、事業者と被災者は屋内電気配線作業に従事していた。
2. 作業は午後2時頃から行われ、電気ドリルを使用するため発電機(内燃機関)から電気を取っていた。発電機はシート養生されたシャッター開口部(幅2.5m×高さ2.6m)付近に排気筒をシート側に向けて設置されていた。
3. 午後3時頃、事業者は打合せのため現場を離れ、被災者はその後単独で、脚立を利用して作業を継続していたが、気分が悪くなってきたため、…
建災防北海道支部編「建設業の死亡労働災害事例集」より
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平成30年10月1日第2315号 掲載