【今週の注目資料】平成28年社会保障を支える世代に関する意識調査報告書(厚生労働省)

2018.10.04 【労働新聞】
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男性の半分終身雇用希望

 所得と就業時間の関係について尋ねると、男性は、12.9%が「所得が減っても現在の就業時間より短いほうがよい」、16.5%が「所得が増えるなら現在より長い方がよい」と回答した。女性は、同順で、12.5%、12.9%である。

 理想とする働き方や労働条件を聞くと(複数回答)、男性は、「定年まで雇用が確保されている」46.4%が最多で、以下、「退職金や企業年金が充実している」41.2%、「有給休暇が取得しやすい」31.3%と続く。女性は、多い順に、「退職金や企業年金が充実している」39.2%、「定時どおりに帰宅しやすい」38.1%、「定年まで雇用が確保されている」37.3%となっている。「成果主義的な賃金体系の下で働きたい」は、男性21.0%、女性9.7%で、「年功主義的な賃金体系で働きたい」は、同じ順に10.8%、4.7%だった。

 定時帰宅について年齢階層別にみると、男性においては、20~29歳が22.8%なのに対し、30~39歳14.7%、50~64歳8.6%と年齢層が上がるにつれ減少する。女性も同じ傾向がみられた。

 調査は、男性4245人、女性4628人から回答を得た。

平成28年社会保障を支える世代に関する意識調査報告書

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平成30年10月8日第3179号4面 掲載
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