【送検事例】換気せずエンジン式カッター
2018.10.09
【安全スタッフ】
茨城・龍ヶ崎労働基準監督署は、換気が不十分な場所で内燃機関を有する機械を使用したとして建設会社と工事現場所長を安衛法違反の疑いで、水戸地検土浦支部に書類送検した。道路建設工事現場で、労働者2人にマンホール内で取付管の仕上げ作業を行わせるに当たり、換気せずエンジン式カッターを使わせた。このため、救助に入った同僚2人を含め、4人が一酸化炭素中毒になった。(H30・8・2)
事件の概要
事故は今年1月17日、取手市内の道路建設工事現場で発生。労働者2人がマンホール内で取付管(コンクリート製、内径約80cm)の端を少し砕いて仕上げ作業を行っていたが、換気をしないでエンジン式カッターを使った。…
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平成30年10月15日第2316号 掲載