【ぶれい考】専門外も「本2冊」から/野崎 治子
2018.10.25
【労働新聞】
幼い頃から人見知りが強く、物語の登場人物はかけがえのない友達だった。『赤毛のアン』の空想を楽しみ、行き詰まったときは「曲がり角の向こうに素晴らしい世界が広がっているに違いない」という言葉をおまじないのように繰り返した。『風と共に去りぬ』では、スカーレットが農場の土を握りしめて再び立ち上がる姿に涙しながら憧れた。
中学の理科の先生に貰った『自由と規律』も大事な一冊だ。…
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平成30年10月29日第3182号5面 掲載