【送検事例】高所作業で作業床の設置怠る

2018.11.26 【安全スタッフ】
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 栃木・日光労働基準監督署は高さ2m以上の場所にもかかわらず、高所作業車の使用などにより作業床を設置する措置を講じていなかったとして、電気設備工事会社と同社現場代理人を安衛法違反の疑いで宇都宮地検に書類送検した。プラント設置工事の現場で、労働者が地上約4.7mの位置にある梁に照明器具を取り付けるためはしごに昇ったところ、誤って墜落し脊髄損傷の重症を負った。(H30・10・2)

事件の概要

 事故は今年7月17日、日光市内のプラント設置の工事現場で起きた。23歳の労働者は、地上から約4.7mの位置にある梁に照明器具を取り付けるため、はしごに昇ったところ、誤ってコンクリートの地面に墜落し、脊髄損傷の重症を負った。被災労働者の経験年数は5年だった。…

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平成30年12月1日第2319号 掲載
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