【産業カウンセリングの現場から】第171回 発達障害は職場の協力が不可欠/織田 進
2018.12.26
【安全スタッフ】
各都道府県に設置された産業保健総合支援センターは、主に中小規模事業場の労働者に対して、メンタルヘルス不調者を含む種々の疾患の治療と職業生活の両立支援への対応を行っている。福岡産業保健総合支援センター(以下、当センターという)の支援体制は、産業保健相談員33人に加え、両立支援担当の労働専門職1人、両立支援促進員13人(保健師2人、社会保険労務士6人、労働衛生コンサルタント2人、その他5人、2人に職種重複あり)が担当している。産業医の選任が義務付けられている労働者50人以上の事業場への支援は当センターが担当し、労働者50人未満の小規模事業場に対しては、福岡県下12の地域窓口が担当している。
地域窓口では、郡市区医師会の先生方に登録産業医としての活動をお願いし、さらに登録保健師を委嘱することで両立支援の実務をしている。…
執筆:福岡産業保健総合支援センター 所長 織田 進
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成31年1月1日第2321号 掲載