【平成31年 安全衛生行政の展望】高年齢者に配慮した対策を/奥村 伸人
2019.01.09
【安全スタッフ】
明けましておめでとうございす。新年を迎え、皆様の御健勝と繁栄を心からお祈り申し上げます。
我が国の労働災害は、平成29年に死亡者数は3年ぶりに増加し、休業4日以上の死傷者数は2年連続で増加しています。死傷災害の増加については、転倒災害が業種を問わず多発していることが要因の一つと考えられ、高年齢者対策や冬季の積雪時対策など、業種横断的な対策が求められています。
厚生労働省では、本年度より取組期間が始まった「第13次労働災害防止計画」(13次防)に基づく労働災害防止対策に取り組んでまいります。13次防では建設業、製造業、林業、第三次産業(小売業、社会福祉施設および飲食店)および陸上貨物運送事業を重点業種として位置づけております。…
筆者:厚生労働省 安全衛生部 安全課長 奥村 伸人
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平成31年1月15日第2322号 掲載