【人事担当者が理解すべき!AI・ディープラーニング】第1回 第3次ブーム到来へ 新技術をビジネスに 活用領域は大幅な拡大/川上 登福
2019.01.10
【労働新聞】
ビッグデータが背景
「AI」という言葉をニュースでみない日はない。なぜこれほどまでにAIが注目を集めているのか? それは端的にいって、幅広い領域で多くの可能性を秘めているからだ。
AIの歴史は古い。AI(Artificial Intelligence)という言葉は1956年に生まれ、60年以上の歴史がある。60年の中で様ざまなAIがすでに我われの身の回りで製品・サービス、ビジネスに取り入れられ、知らず知らずのうちに接しているのである。
では、なぜ「今」これほどまでに注目を集めているのか? その答えを出す前に、まずはAIの歴史を紐解いてみたい。
1956年頃から1970年頃にかけて、AIは迷路やパズルのように、問題を漏れなく記載できるものは、すべての可能性を計算することで解けるようになり、AIは第1次ブームを迎える。しかしながら、記載できないものは解けないという壁が立ちはだかった。…
筆者:一般社団法人 日本ディープラーニング協会 理事 川上 登福
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平成31年1月14日第3192号11面 掲載