【事故防止 人の問題を考える】第53回 「現場の安全12カ月」(1~3月) -毎月テーマを掲げ、安全活動を活発にする-
2019.01.09
【安全スタッフ】
月ごとのテーマで“マンネリ”を解消
毎日の現場。そこでは、誰も事故が起こるとは思ってもいません。しかし、事故は突然起こります。
平成30年を振り返ってみても、ほとんどの事故は、「なぜ、これができなかったのか?」と悔やむものばかりです。高所からの墜落であれば、「なぜ、安全帯を使わなかったのか?」。つまずき転倒災害であれば、「なぜ、あわてて小走りするのか」。このような事故ばかりです。
いくら後悔しても、その事故が起きる前に時間を戻すことはできません。後悔しないためには、事故防止をどのように進めていけばよいのか? 昨年もいろいろな現場にお邪魔しましたが、大勢の方がそのことに頭を悩ませていました。…
執筆:労働安全衛生総合研究所 建設安全研究グループ 部長 高木 元也
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平成31年1月15日第2322号 掲載