【今週の注目資料】平成30年労働組合基礎調査(厚労省)
2019.01.17
【労働新聞】
女性の組織率が増加に
平成30年6月30日時点の単一労働組合の組合数は2万4328組合で、前年より137組合(0.6%)減少した。組合員数は1007万人であり、前年に比べ8万8000人(0.9%)増加している。推定組織率は、前年比0.1ポイント減の17.0%と、調査を開始した昭和22年以降で最も低かった。
女性については、組合員数は前年比で9万人(2.7%)増の335万7000人である。推定組織率は12.6%で、平成26~29年がいずれも12.5%だったところ、増加に転じた。
パートタイム労働者に関しては、組合員数が129万6000人と前年に比べて8万9000人(7.3%)増加、推定組織率は8.1%と0.2ポイント増えた。どちらも26年以降、一貫して増加が続いている。
推定組織率を産業別にみると、電気・ガス・熱供給・水道業の60.9%が最も高い。複合サービス事業48.9%が次いだ。低かったのは、不動産業、物品賃貸業2.9%、サービス業(他に分類されないもの)4.7%などである。
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平成31年1月21日第3193号4面 掲載