【ぶれい考】「自分史共有」で変化促す/倉橋 美佳
2019.01.24
【労働新聞】
企業の成長戦略として「女性活躍」が掲げられて久しいが、まだまだその道のりは遠いように思う。私が当社の代表取締役になり2年半の月日が経ったが、改めて女性活躍の実践の難しさを感じている。
思えば管理職時代、社内での軋轢はほとんどなかったように感じた。一方、クライアントやパートナーからすると、多少なりとも女性であることで苦労があったのではないか。もちろん、それまでの慣習などから起こったこともあるだろうが。現在は、男性からの接し方や考え方などは大きく改善されたと感じる。
女性がキャリアを考える際、「ロールモデルがいない」と言われることが多いが、経営者になってから「果たしてそうか?」と考えが変わった。…
筆者:㈱ペンシル 代表取締役社長 倉橋 美佳
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平成31年1月28日第3194号5面 掲載