【リレー方式紙上討論 解雇無効時の金銭救済】第5回 簡易で明快な選択肢 和解や訴訟に多くの課題(上)/諏訪 康雄

2019.02.07 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 政府部内では、かれこれ20年近く、何度も解雇をめぐる金銭解決制度が議論されてきている。

繰り返される立法論議

 なかでも、厚生労働省の「今後の労働契約法制の在り方に関する研究会報告書」(2005年)と「透明かつ公正な労働紛争解決システム等の在り方に関する検討会報告書」(2017年)は、多様な論点を挙げ、各種の課題を詳述する。

 昨年6月には「解雇無効時の金銭救済制度に係る法技術的論点に関する検討会」が立ち上がっている。

 立法論議が繰り返される背景は、①この間の政権交代による方向性の揺れ、②労使各側における視点の相違、…

筆者:法政大学名誉教授 諏訪 康雄

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

平成31年2月11日第3196号10面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。