【ぶれい考】「企業発信」で人材育成を/倉橋 美佳
2019.02.21
【労働新聞】
海外事業などを展開する上で、「グローバル人材」について考える機会が多くなった。当社ではアジアを中心としたグローバル展開を進めており、外国人スタッフの雇用も進めている。ただ、このグローバル人材とは、単純に外国人スタッフや外国語が堪能なスタッフという意味ではない。
各国ごとに、科学者の自国への流入と流出を調査したあるデータによれば、日本は圧倒的に流入も流出も少ない国だ。日本はグローバル化ができていないといえ、様ざまな意味で圧倒的に「孤島」といえる。
しかし、それを悲観するのではなく、今後海外進出を進めていき、すでにあるテクノロジーを外にアピールすることで、日本への流入は増えていくのではないだろうか。…
筆者:㈱ペンシル 代表取締役社長 倉橋 美佳
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平成31年2月25日第3198号5面 掲載