【今週の注目資料】労働力調査(基本集計)平成30年(2018年)平均(速報)(総務省)
2019.02.21
【労働新聞】
4年連続で正規が増加
15歳以上人口のうち、就業者と完全失業者を合わせた人口を指す労働力人口は、2018年平均で6830万人と、前年に比べ110万人増加した。6年連続の増加だった。男女別では、男性が前年比33万人増の3817万人、女性は同77万人増の3014万人である。また、15~64歳の労働力人口は、同56万人増の5955万人だった。
就業者は、同134万人増の6664万人となった。15~64歳に限ると5802万人で、同78万人増である。
正規の職員・従業員は同53万人増の3485万人で、4年連続の増加だった。非正規の職員・従業員も5年連続で増加を続け、同84万人増の2120万人となっている。年齢階層別では、15~64歳が同42万人増の1762万人、65歳以上が同42万人増の358万人である。
会社などに雇われる雇用者のうち、週間就業時間が60時間以上の割合は、6.9%だった。同0.8ポイント減となっており、2010年の9.5%から一貫して低下が続いている。
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平成31年2月25日第3198号4面 掲載