【社労士が教える労災認定の境界線】第286回 大学病院で働く事務職が異動後に自殺
2019.02.25
【安全スタッフ】
災害のあらまし
大学病院に勤務する事務職の労働者が自殺したのは、異動後の複数のストレスに起因するうつ病によるものとして、労災保険の遺族補償給付を請求した。
判断
個々の出来事による心理的負荷の強度はそれぞれ「中」であったが、連続して発生し、最後の強度は「強」ないしは「強」に近かった。したがって本件疾患発症前の業務による心理的負荷の強度の全体的評価は、「強」と判断。…
執筆:一般社団法人SRアップ21 東京会
髙橋社会保険労務士事務所 所長 髙橋 雅人
◇SRアップ21:www.srup21.or.jp
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平成31年3月1日第2325号 掲載