【ぶれい考】多様性実現は経営手段/田中 雅子

2019.03.07 【労働新聞】
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 日本では、多様性(ダイバーシティ)推進の第一歩として、「女性活躍推進」から取組みを始める企業がほとんどだ。プレ男女雇用機会均等法世代の私にとって、現在の女性活躍の潮流は、隔世の感がある。しかし、各国との比較においては、「2018年版ジェンダー・ギャップ指数」で、日本は149カ国中110位と、依然として低位にあり、変革のスピードが遅いと指摘されるところだ。

 女性に対する企業の「ポジティブ・アクション」の取組みは、男性にとっては、女性優遇のようで、内心は面白くない。女性にとっても「なぜ私たちだけが対象とされるのか」と、納得いかないという声もよく聞く。多様性推進を進める上では、その本質をとらえることが必要であり、私は、次の3つのポイントを強調したい。

 1つは、多様性がもたらす価値の…

筆者:古河電気工業 執行役員 人事部長 田中 雅子

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平成31年3月11日第3200号5面 掲載
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