【働き方が変わるAI活用最前線】人事編(上) HR Techの導入 定型業務の省力化へ 「思考する時間」生み出す/久場 純哉
2019.03.21
【労働新聞】
人事の世界で、人事領域におけるテクノロジー活用を指すHR Techが“バズワード”化しつつある。本連載のテーマは「AI活用最前線」だが、実は昨今矢継ぎ早にリリースされている様ざまなHR Techサービスの中でAIの技術が活用されている。そこで、今回はあらためて、我われがどうHR Techと向き合い、活用していけば良いのかを考えてみたい。
目的の明確化が第一歩
HR Techナビが編集する「HR Tech業界カオスマップ」によると、2018年10月現在で実に299ものHR Techサービスが存在している。そのジャンルは様ざまで、「求人」「採用」「アウトソーシング」「タレントマネジメント(育成・エンゲージメント・人事評価・配置・社内コミュニケーションSNS・オンボーディング」「労務管理(給与計算・勤怠管理・日報管理)」「アルムナイ(OBコミュニティ)」など多岐にわたる。
これらのサービスの多くは、従業員数30~300人規模の中小ベンチャー企業をターゲットに、機能をシンプルに絞り込んだ、手軽で安価なのが特徴だ。…
筆者:マインドテック㈱ 代表取締役 久場 純哉
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平成31年3月25日第3202号11面 掲載