【今週の注目資料】労働者派遣事業の平成30年6月1日現在の状況(厚生労働省)
2019.04.25
【労働新聞】
無期雇用者の伸びめだつ
平成30年6月1日時点の労働者派遣事業所の数は、2万9667事業所だった。前年に比べ、33.9%(7515事業所)増加した。
派遣労働者の実人数は123万6216人で、前年比8.8%(11万9382人)減となった。無期雇用派遣労働者が31万1146人、有期雇用派遣労働者が92万5070人である。それぞれ、32.2%(7万5853人)増、17.4%(19万5235人)減となっている。
また、製造業に従事した派遣労働者は、25万8958人と、4.8%増加した。無期がとくに大きく伸びており、4万6592人と、51.9%増加している。有期は、1.9%減の21万2366人である。
より詳しく産業別にみていくと、派遣労働者数が最多だったのは、製品製造・加工処理従事者の22万8978人だった。以下、一般事務従事者20万2069人、情報処理・通信技術者10万4400人、事務用機器操作員7万4635人、運搬従事者4万8276人と続いた。対前年比も、同じ順番となっている。
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令和元年5月6日第3207号4面 掲載