【産業カウンセリングの現場から】第179回 困り事への対応力養う管理監督者研修/二井矢 綾子
2019.05.09
【安全スタッフ】
任意参加で1.5時間コース
新元号が「令和」に決まり、私が所属する佐江戸事業場にも新しい風が吹き始めました。「健やかに働いて成果を出せる職場づくり」をめざして産業医活動に励んでおりますが、活き活きとした職場づくりのキーパーソンは管理監督者だと実感する日々です。
企業で購買担当の管理職を務めながら二児の母でもあった私は、限られた時間で成果を出すために苦労されている管理監督者の姿をみると他人事とは思えません。どうすれば役に立てるか、常々考えています。
当事業場では管理監督者が対応に苦慮する事案を「職場の困り事」と捉え、事例を通して適切な対応を考える研修を毎年実施しています。困り事が減ってマネジメント業務に専念できれば、管理監督者のモチベーションが上がり職場の快適度がアップするという好循環が生まれます。
本稿では当事業場の管理監督者研修を紹介します。職場の困り事に対応する際の参考にしていただければ幸いです。…
執筆:パナソニック健康保険組合 佐江戸健康管理室 室長 二井矢 綾子
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2019年5月15日第2330号 掲載