【進展するデジタルシフト(電子申請)】第17回 社保の報酬月額関係 付帯情報入力忘れずに 70歳以上の被保険者など/成澤 紀美
2019.05.09
【労働新聞】
社会保険料の計算元となる標準報酬月額の届出について説明していく。
第一に、健康保険・厚生年金保険被保険者報酬月額算定基礎届から始める。届出人数が多い時に利用するCSVファイル添付様式と、単記用の2つがある。CSVファイルを添付し届出する場合は、「健康保険厚生年金保険CSV形式届書総括票」に事業所情報や届出件数など必要事項を入力し、申請する。CSVファイルを作成するソフトウェアは、日本年金機構のウェブページからダウンロードできる。
まず、CSVファイルを添付し複数分を一括申請するケースを解説していく。最初に、手続き検索画面で「報酬月額」と入力し検索、結果から、「健康保険・厚生年金保険被保険者報酬月額算定基礎届/70歳以上被用者算定基礎届(CSVファイル添付方式)(平成30年11月以降手続き)」を選択する(図1)。次の画面で、…
筆者:社会保険労務士法人 スマイング 代表社員 成澤 紀美
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
令和元年5月13日第3208号13面 掲載