【イラストで学ぶリスクアセスメント】第193回 危険な接続金具使用の災害
2019.05.27
【安全スタッフ】
紫陽花(あじさい)が日ごとに色を深める季節になりました。6月1日から30日は、「全国安全準備月間(厚労省)」です。
今回は玉掛け用ワイヤーロープなどの連結具に使用する「シャックル(shackle)の不適正な使用方法」をテーマにします。
〔シャックルの定義と、シャックルの種類〕〔図(a)~(f)〕
シャックルは、複数形で使用する「足かせ・手かせ」、南京錠の「U字形の掛けがね」で、束縛・拘束の意味です。クレーン作業などでは、玉掛け用ワイヤーロープ・繊維ベルトなどの連結具として多用されています。シャックルは多数の種類があり、通常使用するシャックルは、「軽量シャックル・超強力シャックル・長シャックル」の3種類で、軽量シャックル・超強力シャックルは、「ストレート型・バウ型(頭部が丸形)」があり、それぞれに「ねじシャックルと、ボルトナット止シャックル(割りピン付き)」があります。…
執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長
中災防安全衛生エキスパート 中野 洋一
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2019年6月1日第2331号 掲載