【産業カウンセリングの現場から】第180回 従業員と組織のWin-Winをめざして

2019.05.27 【安全スタッフ】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

今こそ労働衛生に注目を

 産業保健に従事して約30年。最近、とみに感じることは、個人の健康と組織の健康は影響し合うということです。頭では当たり前のように分かっていることですが、現場では個人の健康情報をクローズにするがあまり、当事者が組織内で浮いてしまうという状況が起こっていないでしょうか。個人の健康を組織が共有できるからこそ組織の健康も語れるのではないか…。では、どうしたらお互いが上手く進んでいくのか?が私の現在のテーマです。     

 昨今、ストレスチェック制度、ハラスメント対策、健康経営、両立支援など、かつてないほどに従業員と組織の健康に関連する文言が増えているように感じ、安全衛生の両輪のうちの片方である「労働衛生」に“やっと光が当たってきたのではないか”とも思っています。          

 建設業界においても、「建災防方式ストレチェック」によって道具や工程などの改善に加え“人”に焦点を当てた活動が進んでいます。今こそ労働衛生を確実に進めるチャンスではないでしょうか。…

執筆:高知産業保健総合支援センター 基幹相談員 槇本 宏子

この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

安全スタッフ電子版へログイン

安全スタッフ電子版は安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

2019年6月1日第2331号 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。