【ぶれい考】働くことを軸とする安心社会/古賀 伸明
2012.01.23
【労働新聞】
新しい年2012年が皆さまにとって安らかで実りの多い年となるようお祈り申し上げます。
昨年を振り返る時、3月11日の東日本大震災を語らずにはいられない。この未曾有の大震災は、多くの人々の日常と幸せを奪い去った。自然の圧倒的な力の前には、人間の無力さを感じずにはいられなかった一方で、絆の大切さを感じた1年でもあった。人間は一人ひとりでは無力な存在である。だからこそ、人とつながり、助け合い、社会を構成する。それは、震災だけではなく、あらゆる困難を乗り越えるために、大きな要素となると実感した。…
筆者:連合会長 古賀 伸明
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平成24年1月23日第2857号5面 掲載