【ぶれい考】動かない政治/古賀 伸明
2012.04.16
【労働新聞】
国外、国内ともに様ざまな課題が重なり合い、現状のままではこの国自体が立ち行かない状況の中、新しい局面が求められている。日本の課題や未来を明確に決断して実行に移していかなければならないにもかかわらず、政治が動かない。
こういう時代だからこそ、政治のリーダーシップと責任がより一層問われており、その責任は極めて重い。しかし、これまでの政治がそうした役割と責任を果たしてきたかというと、多くの国民は疑問に思っている。言い換えれば、東日本大震災関連以外の課題では、与野党の思惑が一致せず、政局を優先するかのごとき国会運営により、期待する結果が生み出されていないことに国民は不信感を募らせている。…
筆者:連合会長 古賀 伸明
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平成24年4月16日第2869号5面 掲載