【ぶれい考】メーデー/古賀 伸明
2012.05.21
【労働新聞】
世界的に、毎年5月1日は「メーデー」。働く者の団結を誓う“祭典”であるとともに、国際連帯の意義を確かめ合う場である。1886年5月1日、アメリカで8時間労働制を求めてストライキに立ち上がったのがメーデーのルーツで、その3年後にパリで開催された第2インターナショナル創立大会で、5月1日を労働運動の日として制定し、以降「メーデー」は国際社会に広がることとなった。
日本では、1920年5月2日に東京・上野公園で第1回メーデーが開催され、労働条件の向上を訴えた。しかし、…
筆者:連合会長 古賀 伸明
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平成24年5月21日第2873号5面 掲載