【ぶれい考】「夏の長期休暇」実現の好機/後藤 郁子
2012.05.28
【労働新聞】
今年のゴールデンウイークは前半と後半の2つに分かれ、私の周りでは前半は地元で過ごし、後半は近場に旅行に出かけた人が多かった。その一方で「ずっと働いています」という人が意外に多く、ちょっと驚かされた。
確かに最近景気がよいといっている企業が多く、海外との仕事で休めない人、忙しくてGWどころではない人などが増えているのであろう。しかしその一方で、皆一様に「GWはどこも混んでいるしね」と付け加えて話すところをみると、どこか思惟的な要素も感じられる。彼らの多くは、仕事が一段落したGW後に代休として何日かは休みをとることだろう。とくに今年は夏の節電への協力という大義名分もある。…
筆者:㈱トウキョウブランディングシーメディア 代表取締役 後藤 郁子
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平成24年5月28日第2874号5面 掲載