【ぶれい考】人の変化と人事の変化/守島 基博
2019.05.30
【労働新聞】
人事コンサルのデロイトが2017年に行ったミレニアル世代(1982年以降生まれの世代)を対象にした調査によると、「選択ができるならば、フリーランス的な雇用と、正規雇用のどちらを好むか」と聞く質問で、日本のミレニアル世代は、33%がフリーランスを選ぶと答え、世界平均の31%よりも高いのである。
このことは何を意味するのだろうか。一つの解釈は、若者(といっても、上の方はもう30歳代半ばだが)の価値観や意識が変わってきたというものである。他に、ミレニアル世代は、…
筆者:学習院大学 副学長・経済学部経営学科教授 守島 基博
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令和元年6月3日第3211号5面 掲載