【送検事例】ドラグショベルを用途外使用
2019.06.10
【安全スタッフ】
栃木・真岡労働基準監督署は、車両系建設機械の用途外使用によって生じる危険を防止する措置を怠ったとして、宇都宮市の土木工事業者と同社代表取締役などを安衛法違反の疑いで宇都宮地検に書類送検した。ドラグ・ショベルで荷をつり上げる際、クレーンモードに切り替えずに使用したことから、トラック上の土嚢が揺れて作業者が荷台から墜落。頭がい骨骨折などのケガを負った。(H31・5・15)
事件の概要
事故は今年1月7日の9時30分ころ、栃木県内の橋梁工事現場で発生した。現場ではトラックの荷台に積んだ重量3~400kgの土嚢を下ろす作業が行われていた。…
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2019年6月15日第2332号 掲載