【今週の注目資料】平成31年3月新規高等学校卒業者の就職状況(文部科学省)
2019.06.13
【労働新聞】
就職率98.2%に上る
平成31年3月末時点における高等学校の新規卒業者は105万6847人(対前年同期比4647人減)、うち就職希望者は18万7342人(同373人減)だった。
就職希望者のうち、就職者は18万3891人(同203人減)で、就職率は98.2%(同0.1ポイント増)となっている。22年3月末の91.6%から一貫して増加が続く。昭和51年の調査開始以降で最も高かった平成3年3月末の98.3%に次ぐ2番目に高い値であり、2年3月末と肩を並べた。
男女別の就職率は、男子が98.5%(同増減なし)で、女子が97.6%(同0.2ポイント増)となった。学科別にみると、工業の99.5%が最高で、以下、農業99.0%、商業98.9%、水産98.8%が続く。普通は96.6%だった。
都道府県別については、福井県99.9%が最も高く、富山県、石川県、岩手県のそれぞれ99.7%が次いでいる。一方、低かったのは、沖縄県92.9%、大阪府95.2%、神奈川県95.4%、東京都96.1%などである。
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令和元年6月17日第3213号4面 掲載