【新任担当者のための基礎から学ぶ労働法】第19回 労働基準法⑩―労働時間規制の例外― 管理監督者 裁量権など実態判断 一律的取扱いは問題多い/仁野 直樹
2012.05.28
【労働新聞】
今までみてきたとおり、労基法は、1日8時間かつ1週40時間という労働時間の上限を設けており、これを超える時間外労働を命じるには労使協定を結ぶ必要があり、また割増賃金の支払義務が生じる。以上が労働時間規制の原則であるが、他方で、様ざまな例外や細則も規定している。今回はこれらの特殊な労働時間規制を概観する。…
筆者:石嵜・山中総合法律事務所 弁護士 仁野 直樹
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平成24年5月28日第2874号11面 掲載