【ぶれい考】ブラジル子会社に学ぶ/田中 雅子
2019.07.04
【労働新聞】
経営のグローバル化に伴い、コーポレートの人事部はどんな横串機能を果たすべきか、悩みながら考え続けている。経理、IT、内部統制、ものづくりなどの機能は、グローバル共通にガバナンスを利かせやすいが、人事領域は異なる。各国の法制度、雇用慣行、文化が異なる上に、日本の雇用制度や人事管理が特殊なものであるからだ。
当社では、2~3年前から、グローバルHRミーティングと称し、アメリカ、ブラジルの子会社の人事部門との協働を始めた。できることから行動を起こし、彼らの知見も活かしてグループ共通の取組みを検討、促進しようと考えた。将来の経営人材候補を育成する…
筆者:古河電気工業 執行役員 人事部長 田中 雅子
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
令和元年7月8日第3216号5面 掲載