【働き方改革 悩める管理職への“道具術”】第2回 仕事・目標・課題の割り振り(1) 属人化業務ゼロへ 欠員対応に多能化マップ/金津 健治
2019.07.04
【労働新聞】
出発点
オフィスでも利用可能
職場を預かる管理職には、様ざまな悩みが降りかかってくる。たとえば、「メンバーの1人が1週間、年次有給休暇を取ることになったが、その間どうやって仕事を回せば良いものか」、「インフルエンザによって10日間出勤できなくなったA君の業務を、誰かに引き継がせなければならないのだが……」。
年休取得や病欠によって、一時的な欠員が生じることは避けられないし、期間が1週間や10日間にとどまる場合、わざわざ新たな要員を確保するわけにもいかない。そうした場面に備えて、あらかじめ安心して任せられる代役を育て、仕事が回るようにしておくマネジメントツールがある。今回は、その「多能化マップ」(別表)について、紹介したい。…
筆者:マネジメントユースウェア研究所 代表 金津 健治
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令和元年7月8日第3216号13面 掲載