【いただきまぁす】耳で味わう野趣ある酒/中山 美鈴

2012.03.05 【労働新聞】
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絵・有賀 敏彦

 猫は番犬にはなりませんが、少しは役に立ちます。耳をピンと立て、ん?とする様子に、誰が来たのかな?と思うとたいてい、ピンポン♪音に敏感なのです。瓶や缶などの蓋を開けても、すぐに分かる。「海苔だ!」、「待っていました、煎餅ですね」、「やったー、納豆だ!」ってな具合。自分の好物は熟睡していても分かるのです。

 猫に限らず、音によって高まる期待感や楽しみというものはあった方がいいに決まっています。ドイツ文学者の高橋義孝氏が名付けた酒のつまみ「ジュン・バリ」なんか実に洒落ています。…

筆者:食文化研究家 中山 美鈴

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平成24年3月5日第2863号7面 掲載
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