【いただきまぁす】湯気の向こうにふるさと②/中山 美鈴

2012.12.10 【労働新聞】
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絵・有賀 敏彦

 ふるさと料理には、洗練されたものもあれば、洗練されない良さを伝えるものがあります。そのひとつが「粕汁」。塩ジャケや塩ブリのアラや塩サバ、イワシのつみれなど各地にいろいろな粕汁があります。湯気のなかに漂う麹の香りがごちそう。ことこと煮た白菜や蕪、大根がことのほかやわらかく感じられ、冬野菜のもつやさしさが酒粕の風味と相まって、幸せな気持ちにしてくれる、そんな汁物です。

 塩サバの汁物に、大阪の「船場汁」も挙げねばなりません。…

筆者:食文化研究家 中山 美鈴

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平成24年12月10日第2900号7面 掲載
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