【いただきまぁす】ビニールハウスの宴(最終回)/中山 美鈴
2012.12.24
【労働新聞】
若い頃の旅は一人旅が多く、気ままなものでした。
「人生は、成り行き」と、三線をひきながら唄う人と飲み耽った南の果ての島、波照間島での夜を懐かしく思い出します。
蝶捕りで滞在中の青年と話がはずんでいた宿での夕食、飲みに行こうと彼を誘いにきた人がいました。「おネエさんも、来ない?」その人の瞳は大きく黒く、やさしげでした。…
筆者:食文化研究家 中山 美鈴
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平成24年12月24日第2902号7面 掲載