【経営労務とコンプライアンス】第20回 労務リスク(1) 億単位の支払いも 未払い残業代で請求/大野 実
2012.11.26
【労働新聞】
労基署の臨検相次ぐ
労務トラブルが止まらない。
近年、経営環境の激変に伴い「名ばかり管理職」「サービス残業」「未払い残業代」「偽装請負」といった労務(労働債権と債務の関係)に関するトラブルが増加している。
これまでは「年功序列型」「終身雇用」「定年制」「退職金制度」といった長期雇用システムや大企業と中小企業での雇用市場の二重構造などの仕組みが、これらの労務リスクを表面化させずにある程度うまく機能してきたが、これらの仕組みが崩壊したために、人材マネジメントにおけるコンプライアンス問題が顕在化している。…
筆者:社会保険労務士法人 大野事務所 代表社員 大野 実
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成24年11月26日第2898号10面 掲載