【産業カウンセリングの現場から】第184回 職場活性化にスポーツ活用を/田代 利惠
2019.07.26
【安全スタッフ】
スポーツは幅が広い
今年は「ラグビーワールドカップ」、来年は「東京オリンピック・パラリンピック」など大規模なスポーツイベントが続くためスポーツに対する関心が日増しに高まっているように見えます。スポーツは「見るのもするのも好き」という人がいる一方、「どうも苦手」という方もいるでしょう。私自身、スポーツ学部に所属していますが、スポーツ政策やまちづくり、キャリア教育が専門で競技スポーツは苦手な反面、スポーツの効用については十分認識しています。そこで本稿では、スポーツが苦手な人も親しめるよう、心身の健康や職場の活性化に役立ちそうな運動やスポーツをご紹介します。
スポーツというと野球やサッカー、マラソンのように競技性のあるものを思い浮かべがちですが、近年は、健康の維持・向上ための散歩や階段昇降のような競技性のない身体活動もスポーツと捉える考え方があります。スポーツの語源に「気晴らし」や「気分転換」「元気を回復する」という意味があるからです。…
執筆:九州共立大学スポーツ学部教授 田代 利惠
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
2019年8月1日第2335号 掲載